Eclipseの機能をVimで使うEclimの環境をMacOSで構築する
開発のエディタはずっとVimを使っているのですが,JavaだけはEclipseで開発をしていて,もどかしさをずっと感じていました.ソースコード読むのとか,Eclipseはとっても便利なんですよね.Vrapperとか使ったりしてVimのキーバインドにはしてたんですけど,物足りない.
環境
Eclimのインストール
また,antが必要となるので,
brew install ant
またvimrcに以下を追記しBundleInstallします.
" for Java NeoBundleLazy 'ervandew/eclim', {'build': {'mac': 'ant-Declipse.home=/opt/homebrew-cask/Caskroom/eclipse-java/4.4.0/eclipse -Dvim.files='.escape(expand('~/.bundle/eclim'), '' )} } autocmd FileType java NeoBundleSource eclim
Eclimの起動
:PingEclimとしてEclimとEclipseのバージョンが帰って来れば成功です.
Eclipseプロジェクトの作成
:ProjectCreate /path/to/eclipse/project_name -n java
でEclipseプロジェクトが作成されます.
:e /path/to/eclipse/project_name/src/sample/eclim/Main.java
などとしてファイルを作成することができ,
:CProjectConfigs
によってclasspathなどの設定も行ってくれるようです.
:ProjectBuild :ProjectProblems
でプロジェクトのビルド,エラー表示などが行われます. エラー表示ではQuickfix Listというウィンドウが開かれエラーがずらっと表示されます.ちなみにこれは同期が取れているみたいで,Quickfix Listを開きながら元のソースコードを直していくと保存されるたびにエラーが減っていきます.もちろん直っていればですが.
ちなみに,エラー,または警告があると以下の6行目のようにマークがつきます.デフォルトはEclipseの警告と同じレベルなので,煩わしかったらエラー出力のレベルを変更するといいかもしれません.
Eclimの機能諸々
補完
Open Declaration(タグジャンプ)
ソース内のクラス,メソッドなどにカーソルが当たっている状態で:JavaSearchContextしてあげるとそれが宣言された箇所に飛びます.
呼び出し階層表示
:JavaCallHierarchy
としてあげると呼び出し階層が次のように表示されます.これはメソッドout()の呼び出し階層ですね.
Eclimにはまだまだ機能もあるので,適宜調べながらvimrcに使いやすいようにキーの割り当てをしていこうと思っています.
最高ですね!
参考
追記
:Java %